インターネットの掲示板やSNS等でたまに登場する「ワイのワイルドワイバーン」。
語呂の良さから派生して「ワイのワイルドワイワーイwww」なども登場しもはやカオスなこのセリフですが、元ネタは一体何なのでしょうか。
登場した作品や背景について解説していきます。
- 「ワイのワイルドワイバーン」って何?
- 背景情報
- 作品詳細
- 現在ビーダマンは・・・
- まとめ
「ワイのワイルドワイバーン」って何?元ネタを解説!
- 主人公の相棒・ガンマのセリフ
- 実は言ってなかった?
- 実は言っている?

主人公の相棒・ガンマのセリフ
ネットでよく見かけるセリフ「ワイのワイルドワイバーン」。
このセリフは漫画作品「爆球連発!!スーパービーダマン」作中にて、主人公の相棒である西部 丸馬(にしべ がんま)が、自身の知識、能力、経験を元に理想のビーダマンを作り上げた際に発言するセリフが元になっています。
実は言ってなかった?
掲示板、SNSが普及した現代で流行ったこのセリフですが、1995年頃の連載当時を知る人は違和感があったと思います。
なぜなら漫画作中で「ワイのワイルドワイバーン」とは発言していないからです。
正しいセリフは「目覚めろ!ワイの守護神、ワイルドワイバーン!!」です。
「じゃましたやつはコロス!!」とチームメイトや、サポートをしてくれる大会運営組織のビーダマン開発技術者を一喝し、自分の理想のビーダマンの開発・製造に集中するガンマ。
それまでの試合は勝利を収めていますが、かなりのピンチを乗り越えどうにか勝利といった状況です。そして更に強力すぎる敵チームの存在もありこのままではダメだという思いもあったのでしょう。
元々改造や開発が得意だったガンマが、満を持して完成させた最強の機体のお披露目で叫ぶ一言だったわけです。
ちなみに当該シーンの登場は単行本4巻になります。(当該シーンは4巻の中盤のため、試し読みでは読めません。漫画の雰囲気をお試しください)
実は言っている?
今紹介したばかりの「実は言ってない」説も正確には誤りです。
なぜならアニメ版では言っているからです。
アニメでは「ワイのワイルドワイバーンは連写と狙い撃ちのスペシャリストや!!!」と、しっかり発言しています。
つまり漫画の印象で「ワイのワイルドワイバーン」を発言したと思っている人は、そもそもガンマの癖のある関西弁のせいでワイワイ言ってる印象が強くあり、正確に漫画のコマまで覚えていないが「言ってそうだな」と思っている人が多いと思われます。そしてアニメを見ていた人は「言ってたなw」と思っているわけです。
とはいえ漫画でも、誰かがワイルドワイバーンをガンマの手から奪う描写があれば「ワイのワイルドワイバーン返せ!!」となっていたことは容易に想像できますから、漫画版では言っていなくとも言っているようなものです。
爆球連発!!スーパービーダマン:作品詳細
本シーンが登場する今賀俊さんの作品「爆球連発!!スーパービーダマン」は、小学館の『月刊コロコロコミック』『別冊コロコロコミック』にて連載された少年漫画です。
玩具メーカー『タカラ』(現タカラトミー)より発売されていた『ビーダマン』を題材にした漫画で、作品に登場したアイテムや機体の実物がおもちゃ屋で発売され実際にその機能や性能を楽しむことができ、当時の少年たちの話題になりました。
ここからは作品そのものについて解説していきます。
- あらすじ&構成
- 見どころ
- アニメ化も
- 主要登場人物(※ネタバレも含みます)
- キャラクター相関と役割
- 作者:今賀俊さんについて
- どこで読める?
- 現在のビーダマン
- まとめ

あらすじ&構成
本作は大きく4つの章で構成されます :
- サラー・円編:主人公・戸坂タマゴと、転校生で通称「スナイパー」西部丸馬(ガンマ)、アラブ王子サラーとの出会い。ライバル・円大作と対決し大会出場を決意する。
- 全日本ビーダー選手権編(地区大会):全国を目指すタマゴたちが各地区で激戦!
- TOPビーダー選手権編(全国大会):全国トップを目指した、熱き本戦の戦い。
- ダークマター編:新素材「ダークマター」搭載のビーダマンとの対決へ突入。
見どころ
- ビーダマンバトルの熱さ:パワーショット、連射、早撃ちなど、試合展開は多彩&手に汗握る。
- 友情とライバル関係:対戦相手でもある仲間との友情が熱く描かれ、感動シーン多数。
- ギャグと日常回のバランス:真剣な戦いの中にも、コミカルな日常エピソードが息抜きに。
- 作品の長期構成:地区大会、全国大会、特殊素材とのバトルへとスケールアップ。
アニメ化も
1999年にはTVアニメ化され、全18話を放送。全国大会までの熱いバトルが描かれ、原作の魅力を映像で体感できます 。
主要登場人物(※ネタバレも含みます)
戸坂 玉悟(とさか たまご)
主人公・熱血タイプ
- 特徴:ガッツある情熱を武器にバトルに挑む少年。工事現場で働く叔父と暮らしながら、友達よりもビーダマンとの交流を好んでいた過去があります。
- 戦闘スタイル:圧倒的なパワー重視。両手&足を使った“キャノンショット”は代名詞的必殺技。
- マシン:フェニックスシリーズ(ファイティング→バトル→コンバット→ガーディアン→バンガード)を操ります。
- 魅力:「ビー魂」を信じ、正々堂々と戦う、その純粋さと成長が物語を牽引します。
西部 丸馬(にしべ がんま)/通称:ガンマ
転校生・知性派ビーダー
- 特徴:関西弁を話すクールな天才。狙撃精度と連射力を兼ね備えており、「西の連射王」「スナイパーガンマ」と呼ばれます。
- 改造技術:自作のクイックローダーを開発し、後にはワイバーンシリーズを設計・使用。
- 役割:チーム「ガッツ」の司令塔。戦況分析・戦略立案でタマゴを支えます。
- 魅力:頭脳派ながらも熱くなる一面があり、仲間との交流で成長する姿が魅力的です。
サラー
異国のプリンス・多彩な変化球使い
- 特徴:アラブの石油王の御曹司で美貌の持ち主。初期は傲慢な姿勢も見せますが、タマゴとの出会いで心変わりします。
- 戦闘スタイル:変化球に特化した“トリックボール”を操り、華麗な軌道で相手を翻弄します。
- 役割:感謝と友情を学び、ガッツに不可欠な冷静な参謀役へと変化する重要キャラ。
- 魅力:見た目の美しさと内面的な強さのギャップが魅力です。
円 大作(まどか だいさく)
パワー特化の巨漢ビーダー
- 特徴:巨体の小学生。旅する猛者で、圧倒的なパワーショットを放つパワービーダー。
- 役割:タマゴたちの前に現れ、全国大会へ導くきっかけを作る。
- 魅力:穏やかで強力、ギガサラマンダーを操る姿には「王者の風格」が漂っています。
飛田 猫丸(とだ ねこまる)
俊足だが弱気なライバル兼仲間
- 特徴:タマゴに敗れて以来ライバル視しつつ、最終的にガッツの一員に。
- 戦闘スタイル:軽快な足さばきが得意だが狙いが苦手 → Dr.タマノからハンティングリンクスを提供。
- 役割:ライバル心と成長する姿を見せるキャラとして、物語に緩急を与えます。
風間 美利(かざま よしのり)/“風のビリー”
二刀流×連射のカウボーイビーダー
- 特徴:両手で2つのビーダマンを操る技巧派で「東の連射王」。
- 戦闘スタイル:早撃ち&視線なしで狙える特技を持つ、ザ・技巧派。
- 役割:ガンマとのライバル関係を通じて、全国大会を盛り上げる存在になります。
伊集院 圧政(いじゅういん あつまさ)
陰の元ライバル → 改心して和解するダークキャラ
- 特徴:元サラーのクラスメイトでいじめっ子。愛機「ケーニッヒケルベロス」で強力なショットを放つ。
- 役割:強力な敵キャラとして出現後、敗北と和解を経て良いライバルへ転換。
- 魅力:葛藤のあるキャラアークが、物語に深みを与えています。
北条 明(ほうじょう あきら)
一筋縄ではいかない少女ビーダー
- 特徴:武器はユニコーン型ビーダマン「ユンカーユニコーン」。”連射”が得意。
- 役割:伊集院の仲間として、男性中心の世界に異彩を放つ存在。
キャラクター相関と役割
| キャラ | ポジション | 役割 |
|---|---|---|
| 玉悟 | 主人公 | 熱血&パワー |
| ガンマ | 参謀 | 頭脳派&改造 |
| サラー | 仲間 | トリック&成長 |
| 円大作 | 促進者 | 全国大会参戦の引き金 |
| 猫丸 | ライバル兼仲間 | 成長物語 |
| 風間 | テクニシャン | 技巧の華 |
| 伊集院 | 元敵→改心 | ドラマ的深み |
| 北条 | 異彩 | 世界観の多様性 |
作者:今賀俊さんについて
大分県出身の漫画家さんです。ビーダマンより一世代前のコロコロコミックの代表的漫画「ダッシュ四駆郎」の作者:徳田ザウルスさんのアシスタントをされていたそうです。
現在もLINEスタンプを販売されるなど活動されています。
本作の電子書籍化は、ビーダマン生誕20周年になる2015年からです。
そして電子書籍化にあたり、権利等の関係からボンバーマン型のビーダマンのデザインには変更が加えられています。その他若干の修正もあるとのことで、今読み返すと新鮮な部分もあるでしょう。
個人的な思い出ですが、コロコロは少年誌でありビーダマンやミニ四駆等登場するホビーも男性向けのものが多い中、本作のキャラクターは不思議と女性人気が比較的高かったです。ファッションや表情のタッチなのでしょうか。・・・いや、伊集院でしょうね。
ビジュアル的にイチオシは伊集院、北条ですね。もちろんガンマも。
爆球連発!!スーパービーダマンはどこで読める?
本作は様々なサービスで配信中です。
| サービス名 | ロゴ | 特徴 | メリット |
| 丸善、ジュンク堂、文教堂でも使えるhontoポイントがある | au pay、BitCash等支払い方法が多いのでクレジットカードを使いたくない方におすすめ | ||
| 通常の購入に加え、作品によってはレンタルもできる | 電子書籍レンタルは48時間でき、安い。作品は限られるが安くたくさん読む場合におすすめ | ||
| 漫画全巻ドットコム
|
| マンガ全巻に特化したサイト | ページ内タブで紙版と電子版を切り替えられるので便利。サイトデザインがシンプルで見やすい |
Amazon、楽天市場
紙版はやはりAmazon、楽天市場がおすすめです。
紙版は当時モノとなり、ビーダマンのデザインが元来のボンバーマン型であることが特徴です。(kindle等電子書籍版は改変型になっています。)
作品情報
| 作品名 | 爆球連発!!スーパービーダマン |
| 作者 | 今賀俊 |
| 連載期間 | 1995年9月号から2001年12月号 |
| 単行本巻数 | 全15巻 |
現在ビーダマンはなくなった!?
当時のものはamazon等でも見つかりませんでした。現代はスマホゲームを始め様々なコンテンツがあるので当時の様に競技をする遊びはなかなか流行らないのかもしれませんね。
それともやはりビー玉が危険とされたのでしょうか。。。
※2025年11月追記
以前は見つかりませんでしたが、少し出品されていました。どちらも当時からするととんでもない高騰です。
当時は確かビーダマンタイプのもので500円、ファイティングフェニックスが780円だったはずです。びっくりですね。
こちらが懐かしのファイティングフェニックスです。
ちなみにファイティングフェニックス初登場は原作漫画3巻になります。
本記事で紹介している4巻は3巻の最後でファイティングフェニックスがとんでもないショットを披露し、会場が静まり返ってしまった場面からスタートします。

現代のワイルドワイバーン
現在はこの様なものが当時の機体をモチーフに販売されているようです。(ボンバーマン型は無い様です。)
なかなか安全に配慮した感がありますね。やはりビー玉がいけないのでしょうか。。。
「ワイのワイルドワイバーン」の元ネタを解説!【爆球連発!!スーパービーダマン】:まとめ
「ワイのワイルドワイバーン」は平成初期の少年漫画「爆球連発!!スーパービーダマン」のワンシーンが元になっていました。
それも漫画版とアニメ版では解釈が違うという余談付きでした。
最後にポイントをまとめます。

