「ふつうの軽音部」は、クワハリさん原作による漫画作品です。
2023年1月7日から9月18日まで、ウェブコミック投稿サイト『ジャンプルーキー!』に全22話が投稿され、その後2024年1月14日から上記「ジャンプルーキー!」版をベースに、出内テツオさん作画により『少年ジャンプ+』にて日曜更新で連載が開始されました。
少年ジャンプ+版では細かいセリフ描写等が変更され、新たなエピソードが補完的に追加されたりしています。
一方で「スキップとローファー」は講談社の月刊アフタヌーンで2018年から連載されている高松美咲さんの作品です。
ネットではこの「ふつうの軽音部」と「スキップとローファー」が似ている??という意見が度々あがるようです。
今回はそんな2作品の共通点と「ふつうの軽音部」の魅力を紹介していきます!
- 「ふつうの軽音部」と「スキップとローファー」は似ている?
- 共通点1.「大事件が起きない青春」を丁寧に描いている
- 共通点2.主人公の「素朴・地味寄り」な顔立ち
- 共通点3.主人公が“等身大で共感しやすい”
- 共通点4.人間関係の描写がやさしく、断罪しない
- 共通点5. “青春×部活動”を通して自己理解を描く
- 逆に「決定的に違う点」
- 似ている?まとめ:「似ている」の正体は“作風の相性”
- 「ふつうの軽音部」作品情報
- 読者の感想
- あらすじ
- 見どころ・魅力
- 受賞歴
- 元ネタは何?
- 登場人物
- 主人公:鳩野ちひろのギターは何?
- どこで読める?
- まとめ
「ふつうの軽音部」と「スキップとローファー」は似ている?

- 共通点1.「大事件が起きない青春」を丁寧に描いている
- 共通点2.主人公の「素朴・地味寄り」な顔立ち
- 共通点3.主人公が“等身大で共感しやすい”
- 共通点4.人間関係の描写がやさしく、断罪しない
- 共通点5. “青春×部活動”を通して自己理解を描く
- 逆に「決定的に違う点」
- 似ている?まとめ:「似ている」の正体は“作風の相性”
初めに2作品の共通点を挙げていきます。
共通点1.「大事件が起きない青春」を丁寧に描いている
どちらの作品も、
- 命がけの勝負
- 劇的などんでん返し
- 強烈な悪役
といった要素はほぼありません。
代わりに描かれているのは、
- 学校生活の中で起こる小さな感情の揺れ
- 人間関係の距離感
- 「なんとなくモヤっとする」「言語化しづらい気持ち」
といった日常のリアルです。
この「ふつうの日常を、ふつう以上に丁寧に描く」姿勢が、
両作を重ねて語られる最大の理由です。
共通点2.主人公の「素朴・地味寄り」な顔立ち
両作の主人公に共通して挙げられやすいのが、
- 目が大きすぎない
- 派手な睫毛・極端なデフォルメがない
- 表情の起伏が控えめ
- 一見すると印象が薄いが、読み進めると感情が見えてくる
という特徴です。
これは
「普通の高校生」を描くための意図的な設計であり、
その結果「顔が似ている」「最初は見分けにくい」と感じる読者が出やすくなっています。
主人公だけでなく、
- クラスメイト
- 部活仲間
- 友人ポジションのキャラ
についても、
- 美男美女に振り切らない
- 記号的な髪型・目の形を使いすぎない
- 日常にいそうな顔立ち
という方向性が共通しています。
このため、
「誰か一人が突出して印象的というより、全体のトーンが似ている」
と感じる読者が出やすく、
それが「キャラの顔が似ている」という言い方に変換されるケースがあります。
SNSでも似ているという感想は多いです。
共通点3.主人公が“等身大で共感しやすい”
スキップとローファー
- 真面目で一生懸命
- 少しズレているけど悪意はない
- 周囲と噛み合わない瞬間がある
ふつうの軽音部
- 音楽に対して特別な才能があるわけではない
- 周囲に流されながらも、自分なりに考えて行動する
- 感情の表出が控えめでリアル
どちらも「憧れのヒーロー」ではなく、「クラスにいそうな子」として描かれています。
この“距離の近さ”が、「雰囲気が似ている」と感じさせる要因です。
共通点4.人間関係の描写がやさしく、断罪しない
両作に共通するのが、
- 誰かを完全な悪者として描かない
- 誤解やすれ違いが起きても「そういう考え方もある」と受け止める
- キャラ同士が少しずつ理解し合っていく過程を重視する
というスタンスです。
感情をぶつけ合うシーンがあっても、
読後感はどこか穏やかで、読者に判断を委ねる余白があります。
この「優しい世界観」も、比較されやすいポイントです。
共通点5. “青春×部活動”を通して自己理解を描く
- スキップとローファー → 学校生活そのものが舞台
- ふつうの軽音部 → 軽音部という場所が舞台
違いはあっても、
部活動や学校という環境を通じて
「自分はどういう人間なのか」を少しずつ知っていく
という軸は共通しています。
成長が「成功」ではなく
「理解」によって描かれる点も似ています。
逆に「決定的に違う点」
比較されがちですが、当然違いもあります。
- ふつうの軽音部
→ 音楽・バンド活動が物語の中心
→ 表現すること・評価されることがテーマ - スキップとローファー
→ 人間関係・進路・価値観が中心
→ 社会との接点や将来への視線が強い
似ているのは「雰囲気」であって、
物語の主題やゴールは別方向です。
似ている?まとめ:「似ている」の正体は“作風の相性”
- 日常を丁寧に描く青春もの
- 等身大の主人公
- 優しく、断定しない人間関係描写
- 読者が自分を重ねやすい構造
これらの共通点から、
「スキップとローファーが好きな人は、ふつうの軽音部も刺さりやすい」
という文脈で語られることが多く、「似ている」という声につながっているのかもしれません。
「ふつうの軽音部」作品情報

- 読者の感想
- あらすじ
- みどころ・魅力
- 受賞歴
- 元ネタは何?
- 登場人物
- 主人公:鳩野ちひろのギターは何?
- どこで読める?
リアルな人間模様の中に時にはギャグもある、よくある展開なのですが、あくまで「普通」の高校生の日常を描いており、それが多くの読者の共感を生んでいる様です。
読者の感想
以下ネットから読者の感想を紹介します。
- バンドやってた人なら問答無用でハマる
- 練習しては挫折した過去があり、ちひろを見てすごく感情移入した
- さらっとして読んでてストレスかからないのに面白くてアクが強いの最高!
- かわいいもないキラキラもしてない、だけど読み続けていたくなる不思議
- 飾らないし特別な存在でもない、平凡な主人公がとても良い
- 全員「こんな奴いたわ」感すごい!
- バンドやりたくなる
などなど様々です。もちろん低評価なコメントもありますが、多くのファンがいることは間違いありません。
あらすじ
物語は、音楽に特別な才能や経験を持たない普通の高校生たちが軽音部で出会い、バンド活動を通じて成長していく姿を描いています。
彼らは音楽を通じて友情を深め、時には衝突しながらも、自分たちの音楽を見つけ出そうと奮闘します。
日常の中での小さな喜びや葛藤をリアルに描き、読者に共感を呼び起こす青春ストーリーとなっています。
音楽やバンド活動をテーマにしながらも、特別な才能を持たない「普通」の高校生たちの視点から描かれており、等身大の青春群像劇として多くの読者の共感を得ています。
見どころ・魅力
特別な才能を持たない「普通」の高校生たちが、バンド活動を通じて成長していくリアルな青春描写にあります。以下、特に注目すべきポイントを紹介します。
「普通の高校生たち」が主役のリアルな軽音部ストーリー
従来のバンド漫画のように「天才的な演奏技術」や「圧倒的なカリスマ性」を持つキャラは登場せず、音楽に関して特別な才能がないごく普通の高校生たちが主人公です。
「バンドを始めたいけど、才能も自信もない…」というリアルな悩みを抱えながら、試行錯誤しながら音楽に向き合う姿が共感を呼びます。
軽音部ならではの「ゆるさ」と「熱さ」のバランス
軽音部というと、部活としての自由度が高く「ゆるく活動する」ことができる反面、音楽への情熱が高まると本気にならざるを得ないという側面があります。
本作はそうした「ゆるく楽しみながらも、気づけば夢中になっている」軽音部ならではの雰囲気をリアルに描いており、
- 文化祭でのバンド演奏
- 部員同士のすれ違いや衝突
- 初めてのオリジナル曲作り
といったイベントを通じて、彼らの成長が丁寧に描かれています。
「才能がない」からこその葛藤と成長
主人公たちは決して最初から上手くいくわけではなく、楽器の演奏に苦戦したり、メンバー間で意見が合わなかったりと、様々な困難に直面します。
しかし、それを乗り越えることで、少しずつ成長していく姿が感動的に描かれており、「音楽を続けることの意味」や「努力することの大切さ」を読者に問いかける作品となっています。
青春のきらめきと等身大の人間関係
部活の仲間として一緒にいる中で、友情が深まったり、時にはぶつかったり、恋愛感情が芽生えたりと、リアルな人間関係の変化が丁寧に描かれています。
「才能や成功よりも、仲間と音楽を楽しむことが大切なんだ」と気づかせてくれる、温かくも切ない青春群像劇が魅力です。
「特別な才能がなくても、音楽を楽しめる」というメッセージ
音楽漫画といえば、天才的な才能を持つキャラクターが主人公になることが多いですが、本作は「才能がなくても音楽を楽しむことはできる」というメッセージを描いています。
音楽経験がない読者でも共感しやすく、「自分も楽器を始めてみようかな」と思わせてくれる作品です。
受賞歴
KADOKAWA主催の「次にくるマンガ大賞」2024のWEB漫画部門で1位。
マンガ大賞実行委員会主催のマンガ大賞2025で3位を獲得するなど受賞歴もあります。
元ネタは何?
本作にはバンド絡みの様々なパロディが登場します。分かりやすく動画でまとめている方がいますのでぜひご覧ください。
主要登場人物
鳩野 ちひろ(はとの ちひろ)
本作の主人公。ギター担当で自称「陰キャ」。黒の長髪が特徴。負けん気が強く努力家。
内田 桃(うちだ もも)
ちひろのクラスメイトでドラム担当。コミュ力が高い、いわゆる「一軍女子」。
幸山 厘(こうやま りん)
長身ショートヘアでベース担当。おっとり系だが情報収集能力に長けている。
藤井 彩目(ふじい あやめ)
ギター担当。桃と小学校が同じだったが転校、谷九高校で再会。ウルフカット。
鷹見 項希(たかみ こうき)
バンド「protocol.」のギターボーカル担当。あるところからちひろを強く意識する様になる。
水尾 春一(みずお はるいち)
彩目の後釜のギターとして「protocol.」に加入する。ちひろとは中学校が同じで、バイト先にて再会する。
田口 流哉(たぐち りゅうや)
「protocol.」のベース担当。肩までの長髪で演奏技術が高い。厘のいとこ。
遠野 元(とおの げん)
「protocol.」のドラム担当。ツーブロックにメガネが特徴。桃に片想いしている。
その他の登場人物
・柿田 駿(かきた しゅん)
・田端 陽一(たばた よういち)
・吉田 佳織(よしだ かおり)
・真島 るり(まじま るり)
・牧田 宗平(まきた そうへい)
・大道 優希(おおみち ゆうき)
etc・・・
主人公:鳩野ちひろのギターは何?
本作の主人公・鳩野ちひろが使っているギターはフェンダー社のテレキャスターというモデルです。
色が赤というだけで具体的なモデル名は明かされていませんが、高校生が買えるギターとのことで10万円以内ぐらいのモデルではないでしょうか。
一般的にメーカー等のECサイトで探していると新しいそれなりのグレードのものしか出てきませんので、低価格モデルをお求めの場合はヤフオクやメルカリ等中古で探す、またはなるべく大きい楽器店(島村楽器・イシバシ楽器等)で探されるといいと思います。
どこで読める?
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「ふつうの軽音部」と「スキップとローファー」は似ている?共通点や面白いポイントを紹介!:まとめ
最後にポイントをまとめます。
『ふつうの軽音部』 は、「才能がなくても音楽を楽しみたい」という等身大の高校生たちが繰り広げる、リアルで共感できる青春バンドストーリー。
「音楽をやる意味」や「努力の大切さ」を考えさせられる感動的な作品なので、バンド経験者はもちろん未経験者でも楽しめる内容になっています。


