高松美咲さんの漫画作品『スキップとローファー』は講談社の月刊アフタヌーンで2018年から連載されています。
電子版を含む単行本の累計発行部数は2024年5月時点で300万部を突破。
マンガ大賞2020の第3位に選出されテレビアニメ化もされた本作ですが、「嫌い」「気持ち悪い」といった意見もあるというのです。
一体どういうことなのか、どういう人に向いていてどういう人に向いていないのか、詳しく解説していきます!
- 「スキップとローファー」が気持ち悪い!?
- 否定派の具体的な口コミ・意見
- どんな人に合わない?-向いていない読者タイプ診断-
- 作品情報
- あらすじ
- みどころ
- 登場人物
- アニメ版と原作漫画の違い
- 作者・高松美咲さんについて
- どこで読める?
- まとめ
「スキップとローファー」が気持ち悪い!?

- 否定派の具体的な口コミ・意見
- 否定派に多い代表的なポイントまとめ
- 向いていない人の共通点まとめ
- 反対に・・・こんな人に向いています
まずは「嫌い」「気持ち悪い」と評価する否定派の意見をまとめていきます。
否定派の具体的な口コミ・意見
主人公やキャラが合わない・魅力を感じない
- 主人公が「かわいくない」「地味すぎる」
一部の読者からは、主人公の美津未の見た目が一般的なマンガ的ヒロイン像から離れているため、好みでないという声があります。デザインが平凡に感じられ、キャラとしての魅力が弱いと評価する人もいます。 - 「主人公が純粋すぎて逆に共感できない」
美津未の真っ直ぐすぎる性格について、現実味が無さ過ぎる/理想化されすぎ、という否定的な感想も存在します(※この批判は文脈上SNS等で散見されます)。
展開・テンポが遅い/刺激がない
- テンポがゆっくりで退屈と感じる
ストーリーが事件性のある展開をほとんど含まず、日常描写中心のため「刺激やドラマチックさがない」「展開が遅くてつまらない」と感じる人もいます。こうしたスローなリアル系ストーリーが苦手な読者には響きにくいという意見です。 - 恋愛要素が控えめで物足りない
恋愛要素がスローバーンであり、恋愛漫画としての盛り上がりを期待していた読者には、進行が遅い・しっかりした恋愛描写に欠けると感じるという口コミもあります(マンガレビュー系で指摘)。
共感性羞恥・感情の辛さ
- 他人の気まずさを見てしまうと辛い
美津未の“不器用さ”や恥ずかしい場面が多い描写について、他人の気まずさを自分ごとのように感じてしまい「読んでいて辛い」「気持ち悪い/耐えられない」といった感覚を抱く人もいます。これはいわゆる「共感性羞恥」の感情で、苦手意識につながることがあります。
実在感・リアルさが不快に感じる
- リアルすぎる人間関係の描写が逆に不快
一部読者からは「日常のリアルさを追求する描写が、リアルすぎてつらい」「高校生活の“生々しさ”が逆に嫌」といった声もあり、理想化された青春を期待する層とは相性が悪い場合があります。
全体として“普通”という感想
- 「良くも悪くも普通」
アニメ・マンガ感想の中には、明確な否定ではないものの「特別良いところが無く、普通すぎて印象に残らない」という評価も見られます。これも受け取り方の違いが大きいです。
否定派に多い代表的なポイントまとめ
| 否定意見の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 1. キャラの魅力・デザイン | 平凡・かわいくない、魅力を感じない |
| 2. 展開・テンポ | スロー、刺激が少ない |
| 3. 共感性羞恥 | 気まずい描写が辛い |
| 4. リアリティの重さ | 生々しさが不快 |
| 5. 全体評価 | 目立った良さがない |
どんな人に合わない?-向いていない読者タイプ診断-
次に、じゃあどんな人に本作が合わないか、について解説していきます。
派手な展開・強いドラマ性を最優先する人
- バトル・事件・急展開がないと退屈に感じる
- 1話ごとに「山場」や「盛り上がり」を求めたい
- 日常描写が続くと「何も起きてない」と感じてしまう
本作はNGかも
『スキップとローファー』は、大事件よりも「何気ない会話」「微妙な空気」を積み重ねる作品。
刺激重視タイプにはテンポが遅く感じられがちです。
共感性羞恥がかなり強い人
- 登場人物が失敗すると自分まで恥ずかしくなる
- 気まずい沈黙や空回りを見るのがつらい
- 「うわ…」となるシーンを直視できない
本作はしんどい可能性あり
主人公みつみの不器用さや、ズレた発言・行動は意図的に描かれています。
これを「愛おしい」と感じるか、「気持ち悪い」と感じるかで評価が真逆になります。
「かわいいヒロイン像」を重視する人
- ビジュアルの良さ・萌え要素が重要
- ヒロインは分かりやすく愛嬌があってほしい
- 地味・素朴なキャラは魅力を感じにくい
相性が悪いかも
みつみは「普通」「不器用」「理想的すぎない」主人公。
いわゆる“漫画的ヒロイン”を期待すると肩透かしになります。
理想化された青春だけを見たい人
- 学生生活はキラキラしていてほしい
- 人間関係の生々しさは苦手
- 嫉妬・温度差・距離感のズレを見ると疲れる
本作はリアル寄り
友達関係のズレ、無意識のすれ違いなど、
「現実の学校生活」を思い出させる描写が多いため、
過去の記憶を刺激されて不快に感じる人もいます。
恋愛漫画としての“分かりやすさ”を求める人
- 早くカップルになってほしい
- 三角関係や恋の駆け引きを楽しみたい
- 感情がはっきり言葉で示されないとモヤモヤする
物足りなく感じる可能性大
恋愛はありますが、かなりスローペース。
「恋愛漫画」を期待すると期待値とのズレが生じます。
「何が面白いのか」を明確に説明してほしい人
- 伏線・テーマ・構造が分かりやすい作品が好き
- 感覚的・空気感重視の作品が苦手
- 読後に「結局何?」となるのが嫌
評価が低くなりやすいタイプ
本作の魅力は「説明しにくい余韻」「雰囲気」にあります。
論理的なカタルシスを求める人には刺さりにくいです。
向いていない人の共通点まとめ
- 刺激・テンポ・分かりやすさ重視
- キャラ萌え・理想的青春を期待
- 気まずさやリアルな感情描写が苦手
こうした傾向が強い場合、『スキップとローファー』は「嫌い」「気持ち悪い」「合わない」と感じやすくなります。
あくまでご自身が作品を楽しめるかどうかが重要です。無理して読む必要は全くありません。
反対に・・・こんな人に向いています
派手さより「日常の空気感」が好きな人
- 何も起きない回も楽しめる
- 会話や沈黙に味を感じる
→相性◎
不器用なキャラに愛着を持てる人
- 完璧じゃない主人公が好き
- 失敗やズレも含めて見守りたい
→相性◎
人間関係のリアルさを面白がれる人
- 友達同士の距離感に興味がある
- 表に出ない感情を読むのが好き
→相性◎
共感性羞恥を「つらい」より「愛おしい」と感じる人
- 見ていてハラハラする展開が好き
- 気まずさも青春だと思える
→相性◎
恋愛はスローペース派の人
- 少しずつ距離が縮まる描写が好き
- はっきり言葉にしない関係性が好み
→相性◎
読後に「じんわり余韻」が残る作品が好きな人
- 後から思い返して評価が上がるタイプ
- 説明されすぎない物語が好き
→相性◎
スキップとローファー:作品情報

- あらすじ
- 見どころ
- 登場人物
- アニメ版と原作漫画の違い
- 作者・高松美咲さんについて
- どこで読める?
- まとめ
あらすじ
地方の中学校から、東京の進学校へ進学した少女・岩倉美津未(いわくら みつみ)。
将来は官僚になって故郷を良くしたい、という大きな目標を胸に上京してきました。
しかし、都会の高校生活は想像以上に複雑。
入学初日から道に迷い、クラスでは少しズレた発言をしてしまい、思い描いていた「完璧なスタート」とは程遠い状況に戸惑います。
そんな中、美津未が出会ったのが、つかみどころがなく自然体な少年・志摩聡介。
周囲から一目置かれる存在でありながら、どこか距離を保つ彼との関わりをきっかけに、美津未の高校生活は少しずつ動き始めます。
友達づくり、クラスの人間関係、将来への不安、淡い恋心。
特別な事件が起きるわけではありませんが、日々の何気ない出来事や小さな感情の揺れが、丁寧に積み重ねられていきます。
本作は、
「うまくいかないことも含めての青春」
「人と人との距離感を学んでいく過程」
を静かに、そしてあたたかく描いた青春群像劇です。
見どころ
『スキップとローファー』は、美津未の成長と彼女を取り巻く人々との関係性を丁寧に描いた青春群像劇です。美津未のポジティブで一生懸命な姿勢は、読者に元気と勇気を与えてくれます。
また、志摩をはじめとする個性豊かなキャラクターたちとの交流を通じて、友情や恋愛、将来への不安など、青春時代のさまざまな感情がリアルに描かれています。
さらに、都会と田舎の文化の違いや、進学校ならではのプレッシャーなど、現代の高校生が直面する現実的なテーマも取り上げられており、多くの読者から共感を得ています。
高松美咲の繊細な描写とユーモアを交えたストーリーテリングが光る作品です。
登場人物
■ 岩倉 美津未(いわくら みつみ)
本作の主人公。石川県の田舎町出身で、東京の進学校「つばめ西高校」に入学。
素直で真面目、少し天然な性格で、目標は国家公務員になること。
社交性に乏しい部分もあるが、持ち前の一生懸命さと前向きさで徐々に友達を作っていく。
■ 志摩 聡介(しま そうすけ)
美津未のクラスメイト。金髪で都会的な雰囲気の美少年。
柔らかく人当たりが良く、周囲から人気があるが、どこかミステリアスな一面も。
美津未に興味を持ち、何かと彼女を気にかけるようになる。
■ 江頭 ミカ(えがしら みか)
同じクラスの女子。おしゃれで見た目も今風。
最初は美津未に対して距離を置いていたが、少しずつ友情が芽生える。
繊細で周囲に気を使う性格の持ち主。
■ 村重 結月(むらしげ ゆづき)
クラスのムードメーカー的存在で、明るく元気。
裏表のない性格で、美津未とも早い段階で友達になる。
恋愛に関してもオープンでストレート。
■ 久留米 誠(くるめ まこと)
大人びた雰囲気のある男子。
おっとりしているが、観察眼が鋭く、人の機微に敏感。
美津未たちの関係性を見守るような立ち位置。
■ ナオちゃん[岩倉 直樹(いわくら なおき)]
美津未の叔父で、東京で一緒に暮らしている。
元・男性で現在は女性として生きており、美津未の良き理解者であり、保護者のような存在。
穏やかで優しく、家庭的な一面もある。
アニメ版と原作漫画の違い
放送範囲と構成
2023年4月から6月にかけて放送されたアニメ第1期は、原作漫画の第4巻第23話「ワイワイの文化祭(4)」までを描いています。文化祭のエピソードが一区切りとなり、物語の重要な転機を迎える場面で締めくくられました。
表現の違いと演出
アニメ版は原作の雰囲気を忠実に再現しつつ、色彩や音楽、声優の演技によってキャラクターの感情や物語の空気感をより豊かに表現しています。
特に主人公・美津未の天然で前向きな性格や、志摩の繊細な内面が映像と音声を通じてより深く伝わってきます。
アニメ第1期の続きは、原作漫画の第5巻第24話から始まります。アニメで描かれなかったエピソードやキャラクターの心情の変化を詳しく知りたい方は、ぜひ原作を手に取ってみてください。
作者・高松美咲さんについて
プロフィール
- 名前:高松 美咲(たかまつ みさき)
- 生年:1992年
- 出身地:富山県射水市
- 学歴:金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科(油画専攻)卒業
経歴と作品
高松さんは、2013年に『アメコヒメ』で単行本デビューを果たし、2015年には『カナリアたちの舟』で連載デビューを飾りました。その後、2018年から『月刊アフタヌーン』にて『スキップとローファー』の連載を開始し、2023年には同作で第47回講談社漫画賞 総合部門を受賞しています。
作風とテーマ
高松さんの作品は、人間関係の微妙な機微や登場人物たちの内面の成長を丁寧に描くことに定評があります。
特に『スキップとローファー』では、地方から上京した高校生の主人公が都会の高校でさまざまな人々と出会い、成長していく姿を温かく描いています。
「スキップとローファー」はどこで読める?
漫画配信サイト
本作は様々なサービスで配信中です。
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| サービス名 | メリット | 特徴 |
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無料で読める?
本作を全巻無料で読める方法を探している方もいるかもしれませんが、現時点で正規に全話無料で読む手段はありません。(正規の漫画サイトで期間によって1巻だけ無料で読める、みたいなことはあります。)
インターネット上には漫画を無断で掲載しているサイトも見かけますが、そうした場所はウイルス感染や不正広告などのリスクがあり、安心して利用できるとは言えないのが実情です。
また、作者や出版社が大切に作り上げた作品を正しく楽しむためにも、公式の漫画アプリや電子書店、単行本などの正規サービスを利用することが大切です。
『スキップとローファー』が気になった方は、ぜひ安全で快適な環境で、作品の魅力をじっくり味わってみてください。
「スキップとローファー」が気持ち悪い!?合う人、合わない人について解説します!:まとめ
最後にポイントをまとめます。

